発声・滑舌・声質・音程・ピッチ…あなたの声を生き生きと最大限に引き出すスクールです♪
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講師自己紹介(声の調子に悩んでいる人は、ぜひ最後を読んでくださいね)
講師名 | Kamata Yako |
性別・在住所 | 女性・東京都大田区 |
担当パート | ボーカル、アコースティックギター、MC・ナレーション、吹き替え |
レッスンジャンル | ボイトレ、ボーカルトレーニング、美しい話し声、朗読、読み聞かせ、ナレーション・吹き替え |
音楽ジャンル | ポップス、フォーク、歌謡曲、ナツメロ、スウィングジャズ、アニソン、唱歌、映画音楽、洋楽、その他何でも |
はじめまして。ドリーミィボイス・スクールの講師をつとめます、Kamata Yakoです。
幼少期から音楽番組などに出場してきた、生粋の東京っ子、そして、歌う事が大好きで、声に対してストイックに追求してきた人間です。
普段は、ギターを持って、弾き語りシンガー。ライブハウスや高齢者施設、児童館、イベントなどで歌っています。
CMシンガーや仮歌シンガー(高橋真梨子さん等)もしています。
ジャンルは、フォーク、ポップス、ナツメロ、昭和歌謡、スウィング系ジャズ、洋楽、童謡・唱歌・アニソン、何でも!!
そんな私が、どんな経歴があり、なぜスクールを始めようと思ったのか、これから書いていきます。
<スカウトされた幼少期〜青春時代>
私の事をお伝えしますね。
幼少期は、アイドルや歌謡曲、フォークソング、ニューミュージックを聴いて育ちました
6歳の時に、公園でみんなといつものように歌っていたら、バイオリンの先生が「あなた、音感がすごくいいからバイオリンを習わない?」とスカウト。
小学生になると、ちびっこ歌番組に出場。
もう出場しなくなってしばらくした頃、ある日突然、大手プロダクションからスカウトの手紙が舞い込みました。
中学に入ると、キーボードを買って、1970年代をメインとする、フォークソングやニューミュージックに本格的に傾倒。
洋楽では、カーペンターズや、ギルバート・オサリバンのような、メロディアスで心穏やかになる音楽にハマりました。
いつも私のそばには音楽がありました。
やがて、大好きなさだまさしさんと同じ高校に入りたい!と、その夢を実現させ、フォークソング部に入り、フォークギターで弾き語りをするようになりました。
時代はバンドブームでしたけど、私は、自分が好きな音楽をやりたかったんです。
<プロの音楽学校へ〜海外での音楽活動>
大学在学中に、フォーク好きの変わった子がいる、と、某放送局の特番に携わらせてもらい、ますます音楽が好きに。
大学卒業後、松任谷正隆さんの音楽学校のボーカルコースに入学。
半年で辞めようと思ってましたが、難関と言われる進級オーディションでまさかの合格点をもらい、そのまま3年間、ポップス系のボーカルと、国立音大卒業の先生からボイストレーニングを受けました。
毎日、プロを目指す仲間と音楽談義。それは、プロを目指す人しか語らないような話だったと、今になって思います。
音楽学校卒業後、ギター弾き語りでのライブ活動をスタート。
そこから国内外で幅広く、CM、仮歌も含めて、長く音楽活動をしています。
2001年、イギリスの「ジャパン・フェスティバル」に呼ばれ、2日間のライブ。歌声を絶賛していただき、現地のラジオ局にも出演。
2006年、アメリカ在住のミュージシャンのところへ遊びに行き、そこでオープンステージに参加。素晴らしいライブ経験になりました。
同時に、日系の高齢者施設で、日本の古い曲を弾き語り。喜んでいただけて嬉しくなりました。
70年代の有名シンガー、有名フォークグループのかたとも長年ジョイントしています。
その他、数知れないイベントに出演。高齢者施設や児童館などでもライブをし、ワンマンライブも続けています。
<声の悲劇は突然やってきた〜手術、苦悩、そして立ち直るまで>
こんな風に、ずーっと、普通のシンガーが普通に悩むことくらいは悩みながら生きてきたんだろう、と思いますか?
いいえ。私の音楽人生は、ある時期を境に、2度、大きく変わっています。
1度目は、メジャーデビューする3か月前に、ユニットメンバーの事情で、デビューの話が流れてしまったとき。
2度目は、ほんの数年前。私の住む区だけの、政策問題の変更に駆り出された時です。すごく頑張って、何とか無茶な政策を変える事が出来ました。
でも、その代わりに、歌とは違う発声をしてしまい「それまでの声を失った」のです。
何か月たっても、1日の中でガラガラ声が多い日ばかり。声帯が閉じず、息が漏れて、話すのも息苦しい。
うちからいける音声専門の有名病院をたくさん回って、自分でも治療法を調べて、最新医療も調べて、先生にあれこれ情報を伝えたり相談したりして。
だけど、手術してもよくならず、また手術、また手術・・・。
手術しては1か月後にまたガラガラ声になる。どうして?先生に言われた通りの事をしているのに。
びっくりしたのは、2度目の手術後、片側の声帯が、全部真っ赤に内出血。なんで?
「Kamataさんは、治りが遅いタイプなんだな」
落ち込んで、どうやって病院に通っていたかわからない。心身ともに疲れてタクシーに頼るしかない。タクシー代だってバカになりません。でももう歩く気力もなかったんです。
「Kamataさん。死んだらダメだよ。治ると信じよう。絶対に治るから」
ここまで治らないのに、無理だ無理。声を失った自分には、生きる意味なんか無い。
もうライブもできない。家で軽く歌ったって、良い声ではないし、あとからガラガラになるし、何も満足しない。
今まで一日何時間も歌って練習するのが決まりだったのに、それができないんだから、どんどん下手になる。
絶望しかありません。
こんなに声帯の手術をしている人なんて、ジュリー・アンドリュースくらいでは?
実際、ある病院の先生からは「きみはジュリー・アンドリュースに近い声なのに、手術したらどうなるかわからない」そう反対されました。
でも、じゃあ何をしたら治るのか?何もしなければ、治るわけがない。父は早くに亡くなり、母親は年と共に耳が遠くなっていて、私は大きな声で話さないとなりません。頼むから!と土下座をしたけれど、補聴器をつけてくれませんでした。
同時に、違う病気にもかかった母。病院探し、入院手続き、月に数回病院に付き添い・・・終わりのない「自分の声帯を休ませられない現実」の日々でした。
でも、代わりに看病をしてくれる家族もいない。治る声帯も治らないジレンマ。
人に励ましてもらって、やがて、もう声の事はあきらめました。私がもう「歌うことをあきらめればいいだけ」です。
でも「あきらめるのはいつでもできる。あきらめないで」と言ってくれる人もいて、もう少しだけ、希望を持つか・・・。
その間、実に3年以上。「声帯の手術」。「ステロイド注入手術」。言語聴覚士の先生による「音声リハビリ」。かつて音楽学校で習っていた「ボイストレーニングの基礎のやり直し」。劇団四季出身のボイストレーナーの先生による「ノドの力を抜くためのボイトレ」。
毎日数回、ステロイドの吸入。このせいで激太り。それでも声が治るほうがいい!!
3度も手術していれば、歌う事も一日1時間も無理。歌えば枯れる。手術するほどに、歌声が伸びなくなりました。
肺活量、1600以下。普通の人と違う呼吸のグラフ。
歌わないから、肺も小さく固くなり「間質性肺炎予備軍」と診断されてしまいました。
努力すること、すべて裏目です。
でも「あきらめないで!少しずついい事があるように!」励まし続けてくれた知人。尊敬する人。
そういう人がいたから、少しだけ希望が持てました。無理やり持ちました。
肺活量を上げるために、肺機能訓練器を買って毎日訓練。
知人に教えてもらった方法も、全て試してみました。
でもある時、思いました。もう、手術のような積極的治療はやめた。
ステロイドもやめた。
ゆっくりゆっくり、時が過ぎるのを待つことに。どうせ、前のように歌えないんだから。
すると、1年近くして、今なら声が出るかも!という時に、自然と声が出るようになっていました。
最初の手術前のライブは、ステロイドを大量投与して行ないました。少しはごまかせた。
手術後、数週間後に歌ってみた時は、前のような声が出ました。嬉しかった。
でもすぐガラガラ声になって、あっけなく再発。
それから4年後の今。声が出ています。長かった。この長くつらい気持ちを知っている知人・友人はほんの数人だけです。
<こんなに長い闘いをした私と同じように、いま、声の事で苦しんでいる人がいるかもしれない。
あの病院では痙攣性の患者さんに会った。あの病院では声帯麻痺の患者さんに会った。吃音の患者さんもいた。
みんな、必死に治そうとしていました。
そんな「声のことで本当に悩んでいる人」にたくさん出会えたから、私は、私の人生をかけた経験を、いつか活かしたい。私が「励ます人」になりたい。
そう思うようになりました>
長くなりましたが、これが、私が「ボイストレーナー」「ボーカルトレーナー」を始めてみようと思った、きっかけです。
もし、悩んでいる人がいたら、一緒に、考えていきたい。そう思っています。
数年間の闘病のおかげで、音声リハビリと、日本とアメリカ式の発声訓練法も少しは身についているつもりです。
完全な医療としてのリハビリは言語聴覚士の先生におまかせしますが、そこに至る前の、家でもできる訓練法は、お伝えできると思います。
講師名 | Kamata |
性別・在住所 | 女性・東京都大田区 |
担当パート | ボーカル、アコースティックギター、MC |
レッスンジャンル | ボイトレ、ボーカルトレーニング、美しい話し声、朗読、読み聞かせ、 |
音楽ジャンル | ポップス、フォーク、歌謡曲、ナツメロ、スウィングジャズ、アニソン、唱歌、映画音楽、洋楽、その他何でも |
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